inahachiの書評

日々読んだ書籍の短評となります

2022-01-01から1年間の記事一覧

「新しい皮膚の教科書 医学的に正しいケアと不調改善」 豊田 雅彦

「新しい皮膚の教科書 医学的に正しいケアと不調改善」 豊田 雅彦 2022年 池田書店 美容の一番のキモとなる皮膚に関しての知見を網羅した本。皮膚科の先生が考えるリアルが伝わります。 若干、自分の製品のPRも入っているのでどこまで信じたらよいか不安にな…

「生きもの毛事典」 保谷 彰彦

「生きもの毛事典」 保谷 彰彦 2022年 文一総合出版 動植物から微生物までを対象として「毛」の機能や雑学を紹介した本。 トリビアや雑学好きな方は、一度手に取ってみましょう。

「日本の絶滅危惧知識: 百年先まで保護していきたい」吉川さやか

「日本の絶滅危惧知識: 百年先まで保護していきたい」吉川さやか 2022年 ベストセラーズ 日本の文化を絶滅危惧知識として紹介している本。 日本人の教養として一度目を通しておくことは、生活の糧になるでしょう。 特に、外国へ日本の紹介をするような方は、…

「仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方」 松村 真宏 

「仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方」 松村 真宏 2016年 東洋経済新報社 仕掛け学とは、著者の松村さんが独自に提唱して研究を進めている新しい学問となります。 英語文化圏ではナッジといって人を行動させるような仕掛けとほぼ同意と思われます。 事例…

「ヒット率100%の商品開発―「売れる」モノづくり人づくり」伊吹 卓

「ヒット率100%の商品開発―「売れる」モノづくり人づくり」伊吹 卓 1992年 サンマーク出版経営コンサルタントの伊吹さんのマーケティングに関する本。 内容は、マーケットに聞くということで終わりなので、目新しくもなく、ながながと説明しているにも関わら…

「馬を飛ばそう」 ケヴィン・アシュトン

「馬を飛ばそう」 ケヴィン・アシュトン2015年 日経BP IoTという単語の命名者のケヴィン・アシュトンさんのアイデアを出すことに関しての持論。 豊富な事例があり、参考になります。 結論としては、運と努力なので新しい知見を得ることは出来ないと思います…

「化学技術者・研究者になるには」 堀川 晃菜

「化学技術者・研究者になるには」 堀川 晃菜 2022年 ぺりかん社 中高生向けでしょうか、なるにはシリーズの一つです。 表題の通りの、化学技術者・研究者の仕事の紹介とそこへ進む道を示しています。 職業のことを考え始めている中高生向けの良書・良シリー…

「アイデアのつくり方を「仕組み化」する」 ポール・バーチ

「アイデアのつくり方を「仕組み化」する」 ポール・バーチ 2010年 ディスカバー21 アイデアですが、主にビジネスなどの事業におけるアイデアの作り方のフレームワーク本。 ひとつの手法としては、試してみる価値はあります。 ただし、結構複雑な手順でも…

「いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。」 ジュリア・キャメロン 

「いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。」 ジュリア・キャメロン 2020年 サンマーク出版 米国のエンターテイメント関連の仕事を長く続けていたジュリアキャメロンの人生観と前向きに生きるためのフレームワークを紹介した本。 最初の…

「∞(むげん)アイデアのつくり方」 株式会社バンダイ 高橋晋平

「∞(むげん)アイデアのつくり方」 株式会社バンダイ 高橋晋平2012年 イーストプレス 少し前に大ヒットしたおもちゃの「無限ぷちぷち」を作った高橋さんのアイデアの出し方の具体的な方法。 本文のほとんどを「アイデアしりとり」に費やしており、いくつかの…

「アドラー 性格を変える心理学 」岸見 一郎

「アドラー 性格を変える心理学 」岸見 一郎 2021年 NHK出版新書 アドラー心理学の書き起こし本。 学術的にさまざまな性格の分類をしているので、参考にはなるでしょう。 アドラー心理学の入門書として良い本だと思います。

「引退記念メモリアルブック「内村航平 〜新たなる航海へ〜」 

「引退記念メモリアルブック「内村航平 〜新たなる航海へ〜」 2022年 文化工房 前人未踏の大記録を作った体操の内村航平のメモリアルブック。 ファンの方は買っておきましょう。

「ジョージ・ポットマンの平成史」 ジョージ・ポットマン

「ジョージ・ポットマンの平成史」 ジョージ・ポットマン 2012年 大和書房 まじめな論評の形式をとったジョーク本。テレ東の同番組の書籍化となります。 全編史実に忠実なおとぼけとなります。 こういったおとぼけが好きな方は、息抜き程度に楽しめると思い…

「365日世界一周 絶景の旅」 TABIPPO 

「365日世界一周 絶景の旅」 TABIPPO 2015年 いろは出版 365日絶景シリーズのひとつ。世界の名所や珍しい景色を堪能できる一冊。 風景好きにはお勧めです。

「エンタメ」の夜明け ディズニーランドが日本に来た日」 馬場康夫

「エンタメ」の夜明け ディズニーランドが日本に来た日」 馬場康夫 2007年 講談社 表題の通りのディズニーランドの誘致が本書のほんず時ですが、その前後の出来事や人物の深堀において、日本のエンターテイメント黎明期の歴史書でもあります。 高度成長期を…

「14歳からのニュートン超絵解本 パラドックス」 ニュートン編集部

「14歳からのニュートン超絵解本 パラドックス」 ニュートン編集部 2022年 ニュートンプレス 科学雑誌ニュートンのムック本。 パラドックスをテーマとして、いろいろなパラドックスを紹介しています。 一通り読み、解釈することで論理力は飛躍的に上がるでし…

「TVディレクターの演出術: 物事の魅力を引き出す方法 」 高橋 弘樹

「TVディレクターの演出術: 物事の魅力を引き出す方法 」 高橋 弘樹 2013年 ちくま新書テレ東のディレクターの高橋さんの主にテレビの作り方に関する仕事術。 映像関係の仕事に就きたい方は読んでおくべき教科書ですが、それ以外ではあまり横展開が難しいか…

「死なばもろとも」 ガーシー(東谷義和)

「死なばもろとも」 ガーシー(東谷義和) 2022年 幻冬舎 2022年の参議院選の台風の目となった、ガーシーの半世記。 芸能人や政財界の要人へ女性をあてがう、アテンダーという職業もガーシーを通して知りました。 そもそもグレーソーンの住人であり、どちらか…

「イシューからはじめよ」安宅和人

「イシューからはじめよ」安宅和人 2010年 英治出版 シンニホンでもおなじみの安宅さんの思考方法に関する著作。 普通は、「目的」や「パーパス」といった言葉で表現される本質部分を見極めながら 思考を微分するといった手法を紹介しています。 あえて、あ…

「書く仕事がしたい」 佐藤 友美

「書く仕事がしたい」 佐藤 友美 2021年 CCCメディアハウス ベテランライターの佐藤さんの仕事の流儀。 かなり細かいところや、戦略、心構えなどもサラっと書いてあり、文章を仕事にしたい方は必読の一冊。 意外と挿話の部分も独特で参考になります。 私…

「世界ヤバすぎ! 危険地帯の歩き方」 丸山ゴンザレス 

「世界ヤバすぎ! 危険地帯の歩き方」 丸山ゴンザレス 2020年 産業編集センター 危険地帯ジャーナリストの丸山ゴンザレスさんの危険旅のガイド。 でも、マネは出来ないですね。 ただし、ちょっとした準備や心構えなどは一般の海外旅行にも通じるところはある…

「都会の異界 東京23区の島に暮らす」 高橋 弘樹

「都会の異界 東京23区の島に暮らす」 高橋 弘樹 2021年 産業編集センター テレ東の名物プロヂューサーの高橋さんの別の一面を見れる本。 あまり気にしていなかった、東京の島に行きたくなりました。 全体を通じて奇妙な人間関係を見つける才能とそれをシニ…

「岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。」ほぼ日刊イトイ新聞

「岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。」ほぼ日刊イトイ新聞 2019年 2017年にガンのために亡くなった任天堂の立役者の岩田さんをしのんだ本。 生前のお話などをまとめた形式で、ほぼ日のファンであれば、一度は読んだことのある内容ですが一つにまと…

「三行で撃つ 」近藤 康太郎

「三行で撃つ 」近藤 康太郎 2020年 CCCメディアハウス 元朝日新聞の記者で今は、農家兼猟師の近藤さんの文章論。 どちらかというと文章を書くことに対しての心構え論が多めで、プラクティカルな技術論は概要にとどまっています。 本書はひとつの参考として…

「トコトンやさしいカビの本 」カビと生活研究会 , 佐々木 正実

「トコトンやさしいカビの本 」カビと生活研究会 , 佐々木 正実 2006年 B&Tブックス 理科系のさまざまなことに関してやさしく解説している「トコトンやさしい」シリーズのカビに関する本。 日本人の食生活にカビは重要な役割を持っています。そんな身近なカ…

「OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び」 シェリル・サンドバーグ  アダム・グラント

「OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び」 シェリル・サンドバーグ アダム・グラント 2017年 日本経済新聞出版 グーグルやフェイスブックにて活躍した女性経営者のシェリル・サンドバーグのいわば思い出の本。11年連れ添った夫を病気で早く…

「創造力を民主化する―たった1つのフレームワークと3つの思考法」永井 翔吾

「創造力を民主化する―たった1つのフレームワークと3つの思考法」永井 翔吾 2022年 中央経済社 経営コンサルタントの永井さんの思考とくにクリエイティビティーに特化したビジネス書。 クリエイティビティーといっても芸術ではなく、単なる資本主義ビジネス…

「史上最強 図解 これならわかる!統計学」  涌井 良幸   涌井 貞美

「史上最強 図解 これならわかる!統計学」 涌井 良幸 涌井 貞美 2010年 ナツメ社 統計学の入門書。入口としては、図表も多いので比較的取り組みやすいです。 いまや、文系理系問わず必須の学問の統計学は、かならず勉強しましょう。

「お金のむこうに人がいる」 田内学

「お金のむこうに人がいる」 田内学 2021年 ダイヤモンド社 お金に関しての本質を問いかけている本。 すべてに人の必読書となります。 なにかにつけてコスパが良いとか悪いとか、費用対効果がどうとか、すべての経済指標の表層的なことに対して深い洞察を得…

「アートの祭り」 カールスモーキー石井

「アートの祭り」 カールスモーキー石井 1997年 幻冬舎 米米クラブのボーカルのカールスモーキー石井さんの自伝となります。 2022年の今頃読んで、カールスモーキー石井は、歌手ではないということをいまさら知りました。 古い本でも発見があるものです。 米…