inahachiの書評

日々読んだ書籍の短評となります

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「ビジネス書図鑑」 荒木博行

「ビジネス書図鑑」 荒木博行 2020年 ディスカバー21 古典的なビジネス書や新しめの本も含まれている書評本となります。1冊あたり6ページの割り当てで図表も入った形式で完結にまとめられています。良書をざっと俯瞰するのには良い書評本だと思います。この中で…

「超訳 孫子の兵法」 許成準

「超訳 孫子の兵法」 許成準 2021年 彩図社 定期的に世の中に出てくる孫子の兵法をビジネスに応用したライト本。孫子を知らない人が入口として手に取るのはありだと思いますが、原著にあたった方が良いでしょう。

「東欧革命1989」 ヴィクター・セベスチェン

「東欧革命1989」 ヴィクター・セベスチェン 2009年 白水社 当時の世界を根底から変えたソ連崩壊に関して、約20年の歳月を費やしてまとめ上げた一冊。1989年がリアルな事件として覚えている40代以降の人は再度見直しておくべき事件ですので…

「物流危機は終わらない」 首藤若菜

「物流危機は終わらない」 首藤若菜 2018年 岩浪新書 コロナ禍になりさらに個人物流の重要性があがりました。それなのにも関わらず、給料は下方向の引力がウーバーイーツによってさらにかかっています。給料と労働(仕事)のバランスがどこで取られるの…

「数に強くなろう」 ピーター・フランクル 

「数に強くなろう」 ピーター・フランクル 2015年 岩波新書 数学者のピーターフランクルさんの数に関するパズルの本。内容がかなりマニアックなため、数字が苦手な人にはお勧めできません。逆に数学パズルが好きな方は楽しめると思います。

「インテル戦略転換」 アンドリュー・S・グローブ

「インテル戦略転換」 アンドリュー・S・グローブ 1997年 七賢出版 インテルの設立メンバーのアンドリューさんが経験したイノベーションのジレンマを描いたインテル社史となります。この時の危機は乗り越え、世界一の会社になりましたが、再度、202…

「食品廃棄の裏側」 石渡 正佳

「食品廃棄の裏側」 石渡 正佳 2016年 日経BP社 日本の食品の安全性は世界一だと思います。そんな食品産業(キレイ、オイシイイ、賞味期限がある)などを維持するための負の側面をあぶりだしています。日本には、年間2800万tの食品廃棄があるとか…

「僕はこうやって11回転職に成功した」 山崎元

「僕はこうやって11回転職に成功した」 山崎元 2002年 文藝春秋 金融を専門として、20年のキャリアの中で11回の転職をした山崎さんの職歴の本となります。金融業界は不得手なのですが、山一証券の破綻など大きな事件の内情や外資系の雰囲気などい…

「サイエンスカフェへようこそ 2」 滝澤公子

「サイエンスカフェへようこそ 2」 滝澤公子 2010年 冨山房インターナショナル 神田神保町で定期的に科学に関してのトークライブを行っているようです。そのライブカフェのまとめ書籍となります。幅広い科学分野がテーマとなるために、ちょっと最新の科…