inahachiの書評

日々読んだ書籍の短評となります

「ミャンマーの柳生一族」高野 秀行

ミャンマーの柳生一族」高野 秀行 2006年 集英社

探検家+ノンフィクション作家の高野さんの怪作。

当時のミャンマー政府を徳川幕府・その諜報部を柳生と見立てて関係が分かりやすくした作りにして、それに載せる軽妙な語りのリズムを楽しめます。

いまだに政変が定まらないミャンマーの作りや歴史も理解できます。

世界政治に興味がある方にはお勧めです。