inahachiの書評

日々読んだ書籍の短評となります

「ロシアンルーレットは逃さない」 ハイディ・ブレイク

ロシアンルーレットは逃さない」 ハイディ・ブレイク 2020年 光文社

米国ネットメディアの編集者ハイディ・ブレイクの著作。題名と表紙で分かる通り、ロシアとプーチンの暗殺行為に関しての考察となっています。

国際的に話題となった事件もあり、これらは状況証拠含めて事実なのだろうと思わせるストーリーとなっています。

今後、インターネットでの監視・管理手法がよりスマートになり、ドローンなどの無人攻撃手段が発達すればより容易に暗殺がなされるのでしょう。実際にはもう使われているかもしれませんが。権力や闘争に巻き込まれるような立場でなくて幸せを感じます。

どこまで事実か分かりませんが、実名の出ているフィクションとして読んでみると精神的にも良いのではないでしょうか。