inahachiの書評

日々読んだ書籍の短評となります

「反逆する風景」辺見庸 1997年 

「反逆する風景」辺見庸 1997年 講談社

ノンフィクションが有名な日本のジャーナリスト辺見庸さんの脂の乗り切った頃の作品。

1990年台当時は、世界の各地に行くこと自体が危険を伴う行為であり、その意味では文明の冒険家と言ったところでしょうか。

今は、その役目の多くをYouTuberが担っていたりします。

1990年台の第三国の各地で経験したことをワイルドな文体で表現しています。 当時の空気感を味わうのには良書です。