inahachiの書評

日々読んだ書籍の短評となります

<世相>色

現在、色の会社で働いているのですが、ここで働いてから色に関しての理解が深まりました。

目が見える人は色があることは必然だと思っているのですが、色とは単なる幻想に過ぎません。可視光と呼ばれる360nmから830 nmの波長の電磁波を視覚で感知して脳が色という概念に変換しているだけなのです。人それぞれの脳内にしか色は存在していないので、私の赤とあなたの赤は同じ感覚で脳内で再現していることは無いと思った方が良いでしょう。

という感じに色に対しての心理的な感度が低くなってしまったため、校則でいまだに髪の色が黒でないとダメとか全く意味不明です。いまだに脳内で変換された幻想に振り回されるってムダでしかないですね。