inahachiの書評

日々読んだ書籍の短評となります

「思想家志願」 浅羽 通明

「思想家志願」 浅羽 通明 1995年 幻冬舎

知性は、どう鍛えればいいのか。教養は、何の役に立つのか。オウム、オカルト、オタク…若者はなぜハマッタのか。現代日本に投げかけられた諸問題をみながら、来たるべき時代の生き残り戦略を過激に説いた、オタク世代を代表する思想家 浅羽さんの評論集。90年代の世紀末的な雰囲気を味わえる、いまとなっては歴史書となります。