<世相>税金の本質
大昔は、貴族もご飯を食べなければならなかったので、米や小麦などの食物が税金として巻き上げられていました。
貨幣が出来てからも、金に紐ついている限り税金の存在は、治世者にとって死活問題の収入源でした。
ただし、近年の一部の国家にとっては、上記のような必要性はもはやなくなっています。一部の国というのは、国際通貨として流通できる貨幣の発行権を持っている国となります。
MMTのように理論上は、無限にお金を生み出せるので、税金で国体を運営する必要がありません。
それらの国にとって税金は、国民をコントロールする手段、生活の不公平を是正する手段としてしか機能しておりません。
まずこれを踏まえて政策を出して欲しいものです。