inahachiの書評

日々読んだ書籍の短評となります

2021-08-09から1日間の記事一覧

「SGDs見るだけノート」 笹谷秀光 

「SGDs見るだけノート」 笹谷秀光 2020年 宝島社 今、流行りのSDGsに関してさっと俯瞰できる本。入門書としてはお手軽です。 突き詰めて考えていくといろいろ疑問もわいてきますが、17あるゴールをすべて網羅すると結論としてはなんでもやらないと…

「ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。」幡野広志

「ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。」幡野広志 2019年 ポプラ社 末期がんの宣告を受けた写真家の幡野さんが、同じような境遇の方へのインタビューを通じて生について感じたことを書いています。常日頃、健康を過信してしまったり、今がいつ…

「大人のだまし絵倶楽部」 椎名健

「大人のだまし絵倶楽部」 椎名健 2012年 あかね書房 古典的なアルチンボルトの作品から、最新のトリックアートまでをざっと網羅した本。 人間の脳の勘違いを利用した数々の作品を楽しめます。ほとんどのだまし絵は初見でインパクトと気づきを与えてくれる上…

「シン・日本」 安宅和人

「シン・日本」 安宅和人 2020年 NewsPicks マッキンゼーからYahooの要職についている安宅和人さんの未来への提言書。 AIを中心として、国際比較を行いながら日本の足りないところ、強みなどを展開しています。 日本の次世代の若者へのエールでもあます。 図…

「Nのために」 湊かなえ

「Nのために」 湊かなえ 2014年 双葉社 現代ミステリーの名手 湊かなえさんの著作。まず題名に惹かれて買ってしまいました。複雑にからむ人間模様と最終的には読者に判断をゆだねるストーリー展開が楽しめます。湊かなえさんファンは押さえておくべき一冊。

「世界の市場めぐり」ジョン・ブランドン

「世界の市場めぐり」ジョン・ブランドン 2012年 日系ナショナルジオグラフィック社 トラベルライターのジョンさんの旅行記。世界の市場を朱岡井する本。私も海外へ出た時には出来るだけ市場に足を向けるようにしているので、そのような趣味をお持ちの方には、疑似海外…

「手塚治虫 壁を超える言葉」 松谷孝征

「手塚治虫 壁を超える言葉」 松谷孝征 2014年 かんき出版 まんがの神様、手塚治虫の語録集。現在の世界のまんがのありかたを作り上げた神様がどのような姿勢でまんがに向き合ったのか。どこまでの思いを注いでいたのかが分かります。 歴史に名を残した人の…