inahachiの書評

日々読んだ書籍の短評となります

「高橋是清自伝」高橋 是清

高橋是清自伝」高橋 是清  2018年 中公文庫

明治から昭和の初めまでに活躍した日本の偉人の自伝。

自伝ですが、あまり自己満足の描写が多いわけではないので、比較的読み易いです。

人間的にも完全ではなく、どちらかというとダメ人間が機会と運に恵まれて生き抜いたという歴史書となります。

ただ、海外に行くだけで人生をかけた冒険だった時代。ロマンにあふれる物語でもあります。