inahachiの書評

日々読んだ書籍の短評となります

「死を受け入れること」養老 孟司  , 小堀 鷗一郎

「死を受け入れること」養老 孟司  , 小堀 鷗一郎  2020年 祥伝社

医療を人生の仕事としていまだ現役のお二人による対談。

養老さんは解剖学者として、小堀さんは外科そして終末医療従事者として相当な死を目の当たりにしてきたようです。

ほとんど解脱済みのお二人なので乾いたような感想の中にも、あきらめとは違う信念を感じます。

人間の死亡率は100%ですから、子供から大人まで誰でも一度は読んでおくべき本でしょう。

そこから何を感じるかはひとそれぞれ。