inahachiの書評

日々読んだ書籍の短評となります

「編集者という病い」 見城徹

「編集者という病い」 見城徹 2009年 集英社

文学に命を懸けた編集者、幻冬舎創立者の見城さんの仕事の記録。

自らは表現することは出来ないが、表現者・作家をこよなく愛し、編集という仕事に掛けた情熱が伝わります。出版不況となってしまった現代において、見城さんのような仕事は成り立つのでしょうか?今後の本のありかたと過去の編集の出来事を重ねて読むといろいろと考えさせられます。