inahachiの書評

日々読んだ書籍の短評となります

「上級国民/下級国民」 橘 玲

「上級国民/下級国民」 橘 玲 2019年 小学館新書

ネット民を中心としてやや流行言葉になっている、上級国民と下級国民の解説をした本。

序文には、それに対しての対抗手段や思想を書いていますとあったので、楽しみにしていたのですが、それらしい回答はありませんでした。

非常に肩透かし。

上級・下級の真実に関しても特に深堀が成功しているとは言えないので、流行言葉と時事問題を羅列して文字数を稼いだだけの本。

購入するほどではないので、目次だけ目を通してふーんと言っておくような本となります。