inahachiの書評

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「シュンペーター―孤高の経済学者 」伊東 光晴

シュンペーター―孤高の経済学者 」伊東 光晴  1993年 岩波新書 新書

悲運の経済学者シュンペーターの人物史。存命の当時は、本質的すぎる理論であるが、小国オーストリアの経済学者など世界に響かなかったことは理解できる状況です。

ただし、現在の経済にかかわるものすべてがシュンペーターのアイデアと業績に感謝しています。

イノーベーションが経済発展のカギであるということを超える理論は今後なかなか現れないでしょう。