inahachiの書評

日々読んだ書籍の短評となります

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「これからの教養 激変する世界を生き抜くための知の11講」 菅付 雅信

「これからの教養 激変する世界を生き抜くための知の11講」 菅付 雅信 2018年 ディスカバー21 菅付さんがインタビュアーとなり、思想家、建築家、デザイナー、編集者など各分野の専門家とそれぞれの領域の現状と未来を語った本。 業界のバリエーションが多…

「上級国民/下級国民」 橘 玲

「上級国民/下級国民」 橘 玲 2019年 小学館新書 ネット民を中心としてやや流行言葉になっている、上級国民と下級国民の解説をした本。 序文には、それに対しての対抗手段や思想を書いていますとあったので、楽しみにしていたのですが、それらしい回答はあ…

「ゲンロン戦記-「知の観客」をつくる」 東 浩紀

「ゲンロン戦記-「知の観客」をつくる」 東 浩紀 2020年 中公新書ラクレ 批評家・言論人の東 浩紀さんの本。内容は、東さんが手がけているゲンロンの歴史といった内容。東さんに興味のない人には、まったく入ってこない内容。 ファンの人は一回読んでみまし…

「事実 vs 本能 目を背けたいファクトにも理由がある」 橘 玲

「事実 vs 本能 目を背けたいファクトにも理由がある」 橘 玲 2019年 集英社 週刊プレイボーイに連載していた記事の書籍化とのこと。 テーマもバラバラで、1件1件が深堀や結論が無く終わってしまう章もあり、読者としてはもっとまじめに本の構成を考えてほし…

「起業のすすめ さよなら、サラリーマン」佐々木 紀彦

「起業のすすめ さよなら、サラリーマン」佐々木 紀彦 2021年 文芸春秋 NewsPicksの編集長を離れ、PIVOTを創業した佐々木さんの決意表明の書といった意味合いでしょうか。 そのためか分かりませんが、特に目新しい情報もなく、構成も中途半端な印象を受けて…

「カリスマ論」 岡田 斗司夫

「カリスマ論」 岡田 斗司夫 2015年 KKベストセラーズ 鬼才、岡田斗司夫の新しい経済理論「評価経済」について事例や図表を基にして開設した本。 いまとなっては、ごく当たり前のことに思えるかもしれませんが、この本が発売されたのは、2015年だということ…